[アップデート] CloudFormationスタックの失敗時に、根本原因となるエラーメッセージを特定しやすくなりました
CloudFormationスタックが失敗した際に、複数のエラーメッセージの中から根本原因と考えられるメッセージを特定しやすくなりました。
You can now use Detect root cause - beta in the #AWS #CloudFormation console to quickly identify the likely root cause for the failure of your CloudFormation stack. For more info, see: https://t.co/TvqolMKSnW pic.twitter.com/0Iqp4d1Z3t
— AWS CloudFormation (@AWSCloudFormer) November 6, 2023
「ある原因」によってスタックが失敗ときに、その原因によって次のリソース作成が失敗し、さらにその次が、、、というように複数の失敗メッセージが表示されます。リソース数が多い場合、根本となったエラーを特定するのが面倒なのですが、今回のアップデートは一助になりそうです。
やってみる
CloudFormationの管理コンソールから失敗したスタックを開きます。スタックが失敗している場合に根本原因を検出 -ベータ-
がクリック可能になっていますので、これをクリックします。
複数ある失敗メッセージの中から、考えられる根本原因
が表示されました。
シンプル!わかりやすい!
アップデート提供前のスタックでも検出してくれますので、お手元のエラーしているスタックでお試しください。
3行まとめ
- CloudFormationスタックの失敗した原因を特定しやすくなりました
- 根本原因の検出機能はベータ版です、GAされるまでに仕様が変更される可能性はあります
- 「根本原因の検出」というワードが強いので期待値が膨らみますが、まだベータ版なので今後のアップデートに期待したい